私が阪急阪神不動産を志望したのは、阪急沿線で生まれ育ち、街に対する深い愛着があったからです。幼い頃から阪急阪神グループが人々の暮らしに寄り添っていることを肌で感じ、「鉄道事業を基盤としたまちづくり」という長期的な視点に強く共感しました。その中でも、商品力ではなく人間力でお客様に選んでもらう不動産売買仲介営業の仕事に興味を持ちました。
選考を通じて出会った先輩社員は穏やかで温かい人が多く、おかげで素の自分を出すことができました。また役員面接でも、自己紹介で「餃子とビールが好きで、よく餃子屋巡りをしています！」と伝えたところ、皆さんがどっと笑ってくださり、一気に緊張がほぐれたのを覚えています。
特に印象に残っているのは、先輩たちが仕事の醍醐味を、真剣かつ楽しそうに、自分の言葉で語る姿です。阪急阪神不動産なら、地域に貢献しながら、自分らしく成長できると確信し、入社を決意しました。

お客様の「売りたい」と「買いたい」をつなぐ不動産売買仲介営業として、売主様には物件の査定から販売戦略立案、買主様には物件提案からローンや税金のアドバイスまで、きめ細やかなサポートを提供しています。
また、リノベーション事業強化のため、同業他社へ積極的に訪問し、買取再販に適した物件の情報を入手する業務も担当。これは、当社の事業拡大に貢献する重要な役割だと感じています。
不動産の取引は、お客様の人生における一大イベントです。私を信頼し大切な決断を任せていただけること、それを通して深い信頼関係を築けることが何よりの喜びです。一つとして同じ取引はなく、一組ひとくみのお客様にとっての最適解を見出さなければなりません。幅広い知識を習得し実務で発揮することで、自身の専門性の高まりを実感できるのも魅力です。そして、お客様の人生に関わり笑顔を引き出すことが、私の日々の原動力となっています。

まずは仲介のプロとして、法律や税制、リノベーション、資産活用に関する提案力を磨き、お客様の唯一無二のパートナーとなれるよう努めます。そして今後の大きな挑戦は、日本人だけではなく、外国人のお客様の不動産売買を英語でサポートすることです。
神戸三宮営業所に配属されて間もない頃に、キルギス人のお客様のマイホーム購入に携わった経験から、この目標を持つようになりました。日本の複雑な住宅購入プロセスや税金、ローンなどを、何度もかみ砕いて説明し、根気強くコミュニケーションを図った結果、物件購入に加えリフォームまでお手伝いすることになりました。
改装後のホームパーティーに招待され、キルギス料理をご馳走になった際は、文化と言語の壁を超えて人生の大切な瞬間に深く関われた感動でいっぱいでした。そのように、外国人のお客様にも阪急阪神不動産を通じて最高の住まいと安心を提供できる存在になりたいと、強く思っています。