就職活動を始めた頃は、メーカーの営業職を中心に検討していましたが、コロナ禍もあり、単にものを売るのではなく、人々の生活の基盤を支え、変化に柔軟に対応しながら長期的な価値を提供できる仕事を探そうと、考えを改めました。
阪急阪神不動産を志望したのは、鉄道事業と連携し、沿線の価値向上をテーマに多様なまちづくりを推進している点に魅力を感じたからです。その中で、お客様の人生の大きな転機である不動産売買に直接関わり、ライフプラン全体をデザインする仲介の仕事にチャレンジしてみたいと思いました。
入社の決め手となったのは、成果に応じて収入が上がる歩合制度です。お客様への最高のサービス提供に尽力すれば、それが自身の報酬に直結するという透明性と公平性があり、プロフェッショナルとして成果を追求する強い意欲をかき立てられました。実際、モチベーションを高く維持し、成長を加速させることができています。

現在は茨木営業所で、不動産売買仲介営業を担当しています。購入希望のお客様から問い合わせをいただくと、まずは細やかなニーズや、購入に伴う不安、将来のライフプランを深くヒアリングすることから始めます。単に物件情報を提示するだけではなく、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを行い、信頼関係を深めていきます。
また、売却物件の販売活動では、魅力を最大限に引き出すための資料作成やWeb媒体への掲載、内覧対応などを実施します。売主様に対しては、市場動向や活動状況を定期的に報告し、成約に向けた戦略をともに練り上げます。
さらに最近は、後輩社員の営業同行を通じて、自分がこれまで培ってきた経験を伝える機会も増えてきました。
不動産取引の内容は毎回異なり、売主様と買主様の間に立って複雑な交渉をまとめ上げる過程で、知的探求心と戦略的思考が試されるのが、この仕事の難しくもあり面白いところです。

お客様の多様なニーズに応えられる、真のプロフェッショナルになりたいと思います。そのために、不動産の売買仲介はもちろん、相続や収益物件といった高い専門性を要する案件にも対応できるように、知識と経験を重ねていきます。最適なソリューションを提供し、お客様に「この人に任せれば間違いない」と確信してもらえる存在になること。そして、個人の営業成績においてもトップを獲得し、売上記録を更新し続けることが、今後の目標です。
また、現在行っている後輩社員の営業同行などを通じ、彼らがお客様から信頼され、成果を出せるようサポートすることも、私の使命だと考えています。トップの実績を上げた自身の背中を後輩に見せつつ、具体的な成功事例やノウハウを共有し、営業担当全体の底上げに貢献します。チームリーダーやマネージャーといった立場で、営業所の目標達成だけでなく、若手人材の育成にも積極的に関わっていきたいです。