入社を決めた大きな理由は、大阪に盤石な基盤を持ちながら、東京や海外など新たな市場を開拓し、成長を加速させている点。「安定」と「挑戦」を兼ね備えた環境のなかで、自らもチャレンジしながら働けることに魅力を感じました。実際、自分の仕事が会社の成長にダイレクトにつながるのも、やりがいとして実感できるところです。
また就職活動を通じてお会いした社員の皆さんが、若手のうちから主体的に考え、責任感や裁量権を持って仕事を進めている姿も印象的でした。「ここなら自分自身も大きく成長できる！」と思い、志望度が高くなりました。

賃貸マンション等の開発用地の取得を担当しています。不動産開発には、用地仕入れ、事業推進、企画・設計、販売といったプロセスがあり、用地仕入れは最も川上に位置してプロジェクトの骨格をつくるポジション。まず信託銀行や不動産仲介会社などから土地情報を収集し、現地調査・情報精査を行ったうえで、その土地でどのようなアセットが、最も良い事業として成立するかを検証します。例えば、分譲マンションか賃貸マンションどちらの形態がいいのか、もしくは学生寮や老人ホームが適しているのか。プランの検討や必要な建築費の試算を行い、事業収支を組み立てるプロセスも用地取得の部署ならではの仕事です。プロジェクトの方向性を決定づける仕事だけに大きな責任を伴いますが、それ以上にやりがいや達成感もひとしおです。
適切なアセットで検討すること、付加価値を持たせた住まいを企画することで、地主や土地の売主に対してより事業性の高い提案を行えるように努めています。また、学生寮や老人ホームといった新たなアセットでは運営会社との連携も必要不可欠なため、パートナー企業との関係構築にも積極的に取り組んでいます。

私は入社6年目の2023年春より用地仕入れを担当。それまでは事業推進部で建物の企画やスケジューリングに携わっていました。また大学では建築を学んでいたこともあり、もともと建物への関心が高く、用地仕入れの業務を通じて土地や事業性についての知見も深めています。こうした経験を活かし、当面はマンションだけでなく、より多様なアセットの開発を推進することが目標です。
さらに将来的には、土地と建物の両面から、総合的に価値の高い不動産を生み出したいと考えています。学生時代に培った建築の知識、若手の頃に得た企画の視点、そして現在学んでいる用地仕入れと、いろんな角度から市場の変化を捉え、お客様に求められる住まいを手がけていきたいと考えています。