お客さま目線で考えた提案、
拾い上げたニーズなどを
｢かたち」として生み出すのが夢。

就職活動を始めた頃から、人の暮らしに根差した仕事がしたいと考えており、不動産業界を志望していました。その中でも阪急阪神不動産に決めた理由は、［1］関西を牽引する阪急阪神ブランドであることと、［2］製・販・管一貫体制であることです。
［1］については、関西に住んできて実感した「阪急阪神」への期待や信頼は高いもので、そうした期待に応える確かなクオリティをお届けし、期待を背負いながら仕事できることがとてもやりがいのあることではないかと感じました。また、電鉄母体の会社のため、ひとつのマンションだけでなく、沿線や街といった大きな視点を持ち、それらを活性化するという思想が他社と比べても強い会社ではないかと考えていました。
［2］については、開発から販売・管理まで一気通貫で行っている阪急阪神不動産では、開発側のこだわりを販売がお客さまにお届けし、お客さまの声を開発に活かすことができる体制が整っているため、品質が高く想いのこもった商品を扱えるのではないかと感じました。また自分自身が、文系の範囲に縛られずに仕事ができたらと思っていたので、自社で製・販ともに行っていたことも魅力に感じました。

現在、阪急阪神不動産の新築マンション〈ジオ〉を販売する部署に所属しています。仕事内容としては大きく分けて二つあります。
一つ目は営業です。モデルルームのあるマンションサロンに駐在し、お越しくださるお客さまに対して物件をご紹介したりモデルルームをご案内します。お客さまのニーズやお住まい探しの理由など、さまざまなことをお伺いして、お部屋や生活へのご提案を行います。また、家を買うにあたって必要となってくる情報は、不動産に関することだけでなく、建築関係や融資・税金など多岐にわたります。お客さまへ適切なご提案ができるように、知識習得にも日々努めています。
二つ目は集客です。ポータルサイトや住宅情報誌、チラシ・DM・テレビCMまでさまざまな集客媒体があり、必要情報の漏れがないよう気をつけるだけではなく、どんなものがお客さまに響くのか、どうしたら物件の魅力が伝わるのかを考えながら、こだわりを持って作成にあたっています。
販売は、エンドユーザーと最も近い部署です。家は、そのご家庭のライフスタイルに大きく・直接的に影響してくるもので、そのようなお住まい探しをお手伝いできるということはとても責任感のあることですが、それだけ大きなやりがいがあると感じています。

現在携わっている販売業務も2年目となりましたが、マンション販売において、物件の立ち上げからお引き渡しするまで数年かかるため、引き渡しなどまだ経験していない業務があります。一通りの業務を経験し、担当物件の販売の舵取りに一日でも早く携われるようになりたいというのが、今の目標です。
先の大きな目標は、何か「かたち」になるものを生み出すのに携わりたいということです。不動産デベロッパーは地図に残る仕事と言われる中で、物件〈ジオ〉の商品開発やソフト面での取り組みなどにおいて、私自身がお客さま目線で考えた提案、拾い上げたニーズなどを反映したものをかたちにし、価値を提供するという夢があります。もちろん現在の業務でも、お客さまの理想の住まいをかたちづくるお手伝いをさせていただいていますが、いつか、そもそもの提供する「モノ」や「機会」を生み出すことに携わりたいと思っています。実現するためには、現在販売担当としてお客さまと接することができる機会に、たくさんのお客さまの声を聞いたり、世の中の変化についても敏感でいなければならないなと思っています。また、2018年の春から総合デベロッパーになったことで、できることの範囲がより一層広がったのではないかと考えています。新しいフィールドがある時に、ためらわず挑戦していけるように、今は現場でさまざまな経験を積んでおきたいと思い、日々業務に励んでいます。