実現への取り組み

よりサステナブルな暮らしを目指して
―geo fit+をリニューアル

阪急阪神不動産(LIVING STYLE 2025)では、住まう人にも街にもやさしい、環境に配慮した住まいづくりを目指しています。
今回は、現在の取組みを一部ご紹介します。

■ZEH-M Oriented の実現 2021 年11 月に当社の商品企画プロジェクト「geo fit+」の新しいカテゴリーの一つとして「geo fit+tsunagu(ジオフィット プラス つなぐ)」が生まれました。これまでも、2012 年より、Low-E 複層ガラスや LED 照明をいち早く採用し、また家庭内で出る天ぷら油を回収して再利用するなど、環境に配慮した取組みを率先して行ってきましたが、今後1 号案件の「ジオ彩都いろどりの丘」を皮切りに、2030 年度までに当社が開発する全ての分譲マンションにおいて ZEH-M Oriented を実現することが決まりました。

ZEH-M Oriented (ゼッチ・マンション・オリエンテッド)とは…

●建物外皮(外壁や窓など)の性能等を大幅に向上
=断熱性能の向上(室内環境を維持し、消費エネルギーを抑える)
●給湯や冷暖房などの高効率な設備システムを導入
=省エネの実現(エネルギーを無駄なく効率的に使う)
●エネファームなどの家庭用燃料電池や太陽光発電などの導入
=創エネの実現(できるだけの多くのエネルギーを作る)

このような省エネ(断熱含む)+創エネの取組みによって
共用部を含むマンション全体の一次エネルギー消費量を、基準一次エネルギー消費量と比較して20%以上削減※した住宅です。

「ジオ彩都いろどりの丘」では、当社分譲マンションとしては初めて、耐候性に優れたアルミと、熱伝導率が低く断熱性能に優れた樹脂を用いた「樹脂アルミ複合サッシ」を採用しました。このほかにも、Low-E 複層ガラスや外壁・床スラブ下にも厚みを持たせた断熱材を用いること等によって、夏は涼しく冬は暖かい住まいをつくっています。これらの工夫によって、CO2 排出量の削減にも貢献。家庭の年間CO2 排出量を年間約1.04t CO2/年 削減できることが見込まれ、これはブナの木を年間約94 本分植林することに相当します。日々の暮らしで環境を守り、より持続可能性を高めた住まいをつくることで、住まいや社会を未来に「つなぐ」ことを目指します。

※平成28 年省エネ基準による「暖房」「冷房」「換気」「照明」「給湯」の基準一次エネルギー消費量との比較。
※BELS 評価書(1 工区:202 戸)の参考情報(二次エネルギー消費量に関する項目)に基づき、住戸合計のCO2 削減量(年間)を算出。
※CO2 排出係数:電気0.65 ㎏-CO2/kWh【「地球温暖化対策計画」(平成28 年5 月)における2013年度火力平均係数】、都市ガス0.0508 ㎏-CO2/MJ(大阪ガスデータ)
※ブナの木1 本当たりのCO2 吸収量:11kg/年(独立行政法人森林総合研究所試算)
※数値はあくまでシミュレーションであり、実際の性能や数字を保証するものではありません。

geo fit+
ジオ彩都いろどりの丘 完成予想図 ジオ彩都いろどりの丘 完成予想図

■リリース 【〈ジオ〉初のZEH マンション「ジオ彩都いろどりの丘」】
https://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_erm511dbc2gcwcg4c044008kc.pdf

【geo fit+(ジオフィット プラス)】
https://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_2ttsopzxtr408s0ww88wogggo.pdf
https://geo.8984.jp/geofitplus/index.shtml

■住まいの省エネ性能を見える化 「ジオ彩都いろどりの丘」では「住まいの燃費通信簿」を導入しています。
車の燃費のように家の燃費、つまり新しい住まいにかかる光熱費を「見える化」したものをお渡しすることで、住まいの省エネ性能を正しく知っていただくこと、また光熱費の目安を把握することで、自然と省エネにつながる行動が生まれることを目的としています。
これまで以上に住まいの省エネ性能が重視される社会において、「省エネ性能の高い住宅を提供するだけでなく、そのメリットを入居される方にわかりやすくお伝えしたい」という想いで家計簿を導入しています。

住まいの省エネ性能を見える化

■緑豊かな住まい、街並みをつくる 五感に心地よい暮らしをつくりたい想いから、配置計画の工夫をはじめ、地域に溶け込み、街並みに豊かな緑をもたらす取組みを実践しています。植栽選定時は地域に植生する樹々や草花を取り入れ、住まう方が地域の自然や季節の移ろいを感じながら心地よく過ごしていただけるように工夫しています。
その取組みは第三者からも評価いただいており、2021 年の「ジオタワー南森町」大阪府および大阪市より「おおさか環境にやさしい建築賞」住宅部門賞を受賞。2022 年1 月には、「ジオ北千里藤白台」「ジオ福島野田The Marks」が大阪府より「おおさか優良緑化賞」の大阪府知事賞・奨励賞をそれぞれ受賞しました。

  • ジオ北千里藤白台(大阪府知事賞) ジオ北千里藤白台(大阪府知事賞)
  • ジオ福島野田The Marks(奨励賞) ジオ福島野田The Marks(奨励賞)
ジオタワー南森町(住宅部門賞) ジオタワー南森町(住宅部門賞)

受賞リリース https://www.hhp.co.jp/data/pdf/2_7we0gsppjrwgkc4ckso8kgkk8.pdf

今後も、阪急阪神不動産(LIVING STYLE 2025)では、「便利な暮らしを楽しみながら、環境にもやさしい住まいで、美しく健やかな環境を未来につなげたい。」そんなお客さまや社会の声、時代に声に応える住まいづくりを目指していきます。

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