実現への取り組み

これからの住まいの提案に向けて―「ジオフィット プラス ラボ」にて検証を進めています。

LIVING STYLE2025 では、ニューノーマルに対応したこれからの住まい提案のひとつとして、マンション専有部内の商品企画、検証を行っています。

この度、お客様や社員の意見を集めながら商品開発を行う社内検証スペース「ジオフィット プラス ラボ」において、ニューノーマルに対応した新しい間取りの検証を進めています。また、ニューノーマルへの対応のみならず、家事時短の実現や収納の改善提案等、暮らしをより快適にするための検証も行っております。

■ジオフィット プラス ラボ—検証内容を一部ご紹介いたします。 【ニューノーマルに対応した間取り】
LIVING STYLE2025 ではコロナ禍を受けて、入居者が住まいに求める仕様や間取りにも変化があるのではと考え、商品企画モニターへの調査等を行ってきました。その結果、「帰宅してすぐに手を洗いたい」「コート類を玄関近くに収納したい」というニーズがあることがうかがえました。
そこで、具体的な検証案として用意したいくつかのパターンをご紹介します。

①コート類の収納スペースとして、居室側もしくは玄関近くの廊下側のどちらからでも出し入れできる両面クロゼットを設けました。
②帰宅時にサッと手を洗えるように、下足箱の横に小さな洗面台を設置しました。
③玄関の土間空間から直接洗面洗濯室につながるプラン。一般的なプランの場合、玄関⇔洗面⇔リビングダイニングを行き来しながら行っている帰宅時やお出かけ時のタスクを、まとめて1 カ所で行えます。動線がスムーズになるだけでなく、泥や花粉など、部屋の中に持ち込みたくないものが付着した衣類や物の手入れもラクになります。

また、暮らし方の変化の一つとして、宅配利用が増えている背景を受け、段ボールの一時置きとしても活用できるようなスペースを玄関付近に設けています。

これらの工夫は、コロナ禍を受けたニーズに対応するだけでなく、帰宅時やお出かけ時、日常的な家事動線をよりスムーズに改善。時短によって時間のゆとりを生み出すことで、家族との時間や趣味の時間を充実させ、より豊かな生活の実現を目指していきます。

【可変性の高い間取り】
在宅ワークをきっかけに、必要なお部屋の数や広さが変わったという方もおられるのではないでしょうか。
そこで、部屋間の間仕切としても利用でき、ライフスタイルの変化に合わせて動かすことができるクロゼットを用いた間取りの検証を行っています。収納の一部は机としても使えるので、間仕切として利用しつつ独立したワークスペースをつくることもできます。また、ライフステージの変化にあわせて子供部屋をつくったり、開放して住戸全体を一体的に使ったり、空間に可変性をもたせることができます。

大規模なリフォームをしなくても、間取りや部屋の使い方を変更できることで、建築資材や費用の削減につながり、環境にもやさしく⾧く住み続けられる住まいをつくります。

【自然を感じ、五感に心地よい空間】
自宅にいる時間の⾧時間化を踏まえ、さらに居心地のいい住空間にするために、経年良化する自然素材として、床には無垢材を採用しました。
天然木のあたたかい美しさ、質感による居心地のよい空間づくりだけでなく、自然素材がもつ調湿性やアレルギー物質の抑制効果など、より健康で快適な室内空間の実現という視点でも検証を続けていきます。

今回検証している取組みは、今後当社の商品企画モニターや従業員の意見を取り入れて改良を重ね、実際の住戸への採用を検討してまいります。
今後も、より快適で暮らしやすい、新しい住まいの提案に向けて取組みを続けてまいります。

【ジオフィット プラスHP】
https://geo.8984.jp/geofitplus/index.shtml

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