実現への取り組み

ニューノーマルな生活へ対応する集合住宅の実現を目指して。

彩都で「顔認証スマートキー実証実験」を実施しました 新型コロナウイルス感染症の影響により、社会は大きく変化し、人々の働き方や暮らし方は大きく変わってきています。「ニューノーマル」とも呼ばれる新しい生活習慣の中、住まいは大切な場所であることを改めて実感された方も多いのではないでしょうか。
LIVING STYLE 2025では、ニューノーマル時代に適応できる住まいの実現を目指しています。

今回はその実現に向けた取り組みの一例として、顔認証の技術を活用し、マンションのエントランスを非接触で解錠・通過できる「顔認証スマートキー実証実験」を実施しましたので、ご紹介いたします。

本実証実験では2010年代に竣工した弊社分譲マンション4棟の管理組合様にご協力いただき、顔認証で解錠できるスマートキーを各住棟エントランスに設置し、実際に合計435世帯・1,027名の住民の方に体験していただきました。
顔認証スマートキーとは、あらかじ登録いただいた顔情報をもとに、エントランス入口に設置したタブレット端末で入館者の顔を認証することで、自動ドアを解錠します。
たとえば、両手に荷物を持っている、ベビーカーを押している、というような、カバンやポケットから鍵を取り出しにくい状況でも、鍵を取り出すことなく非接触でシームレスに入館いただけます。

実際にご利用いただいた方からは、「鍵を出さずに住棟エントランスの自動ドアを解錠できる」、「カバンやポケットの中から鍵を探す必要がなくなった」などの点をご評価いただきました。また、お子様がいらっしゃるご家庭では、「子供に鍵を持たせる必要がなく、スムーズにエントランスを解錠して自宅まで帰って来られる」というお声も複数いただきました。

また、実証実験の対象地域では、一部の共用施設を、お住まいの方々のコミュニティ活動の場として利用できるように開放しています。今回、お住まいの方による会員組織のポータルサイトやシステムをリニューアルし、一部施設の予約や解錠をスマートフォンで行えるようになりました。

【彩都NAVI】スマートフォン版施設予約ページ
【彩都NAVI】スマートフォン版施設予約ページ
※掲載の画像は、わかりやすく一部変更しており、実際とは異なります。

これまで、施設利用時には鍵の受け渡しが必須でしたが、スマートキーが設置された施設は、予約時にスマートフォンのアプリで解錠するためのワンタイムチケットを受け取ることができます。ご利用時間にあわせてそのまま施設へ向かい、ご自身のスマートフォンひとつで簡単に鍵を開け閉めすることができるようになり、より便利にコミュニティの活動の場を利用できるようにアップデートしました。

デジタル技術を活用した設備により、withコロナでのニューノーマル時代におけるニーズに応え、よりスマートな集合住宅の実現を目指します。

■リリース 【本実証実験について】
https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/ab357577724145d3e5ecaf457e6151c1007d83f6.pdf

【彩都スタイルクラブ向け会員サイト「彩都NAVI」の刷新について】
https://hhp.co.jp/data/pdf/2_6b912dc5hfs4gsw0k0ck4444s.pdf

■「顔認証スマートキー実証実験」実施概要 ・実施期間 2020年11月30日から2021年5月31日まで。 ・対象者  対象のマンション4物件・計1,348世帯を対象に任意で参加者を募集。
うち計435世帯・1,027名が参加。
・実施方法 対象のマンション4物件の住棟エントランス計14箇所に端末を設置。

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